子供を連れて韓国に移住する場合、特に気になるのはやはり子供の健診や教育のことだと思います。
私も移住するときに、日本で受けられる健診や予防接種などは一通り済ませてから渡韓しましたが、その後の韓国での健診については無知だったので心配になりました。
韓国で定期検診を受けるには、子供の住民登録が必要です。
(予防接種の履歴などは、保健所で登録します)
最初に登録をしっかりすれば、あとは健診の時期が近くなったら案内が自宅に送られてきます。
自宅に届く通知書には、健康診断を受けられる時期や内容などが記載されています。
韓国の乳幼児定期健診スケジュール
こちらは私が住んでいる地域で受けることができる健診内容です。
翻訳アプリを使って、日本語にしてみました。
(機械での翻訳なのでたまに間違っている部分もありますが、だいたいこんな感じです)
このように生まれてから小学校にはいるまでに無料で定期検診を受けることができます。
日本では、1歳半健診や3歳健診は義務で受けなければいけませんが、その他の健診は自治体ごとに内容や時期が決まっています。
韓国では、受けられる期間が決まっていてその期間内なら、親の都合のいいタイミングで健診を受けることができるんです。
日本では1歳を過ぎると月齢で数えることはほとんどないのですが、1歳以上の子供でもずっと月齢で書いてあるのはは韓国ならではですよね!
(実際には数えるのが大変で自分の子供が何か月なのかわからなくなります)
こうやってみると、日本でも自治体によってスケジュールが多少違いますが、日本で受けることのできる健診とほとんど同じタイミングで韓国でも健診を受けることができます。
我が家は子供たちが、1歳を過ぎてから韓国に来たので近くの小児科で健診を受けることができました。
日本では自治体からお知らせの紙が届き、保険センターのようなところで集まって健診を行いますが、韓国では団体で健診するのではなく、各自病院に予約をして病院で健診を受けます。
予約・問診票について
健康診断は、ほとんどの病院が予約制なので行く前に電話などで予約していきます。
(乳幼児の健康診断を実施している病院を調べて電話します)
日本に住んでいた時は、定期検診の前に問診票が自治体から郵送されてきましたが、韓国では自宅でインターネットからプリントアウトしたものに記入していくか、当日病院に行ってから記入します。
ちなみに18~24カ月の問診票はこんな感じでした。
(翻訳アプリを使っています)
これは一部で、他にもたくさんチェック項目があります。
我が家は、韓国語ができる夫と普段子供をよく見ている私と協力してチェックしていきました。
当日の流れ
当日は、予約時間に来院して問診票を提出します。
(または、その場で記入します)
問診票は、チェック項目が結構多いので自宅であらかじめ記入して持っていくことをおすすめします!
まずは身体測定をして、小児科の先生の診察を受けました。
問診票の内容や体の発達の様子などみて、先生が話をしてくれます。
韓国では、身長や体重の結果がパーセンテージで表示され、全体平均からしてどのぐらいの位置にいるか。今後の食生活のアドバイスなども教えてもらうことができます。
日本人よりも韓国人のほうが全体的に体が大きいので、子供の平均身長や平均体重は日本の平均よりも少し高めになっていました。
保育園や幼稚園に通っている場合
子供が保育園や幼稚園に通っている場合は、年度の初めにに健康診断の結果を提出してくださいと言われる場合があります。
この定期健診の結果も、幼稚園などに提出することができるので、新学期が始まった3月や4月ぐらいに無料の健診を受けるとちょうどそのまま結果を提出することができます。
歯科検診は歯医者で
普通の健診は、小児科で行うため歯科検診はまた別に歯医者に行く必要があります。
歯科検診も定期健診のように無料で受けられる期間があるのでそれに合わせていくようにします。
韓国では、子供用の歯医者さんがあるので健診の場合はそこに予約するといいと思います!
(最初、知らなくて普通の歯医者さんに電話したら幼児の場合は子供用の歯医者のほうがいいと言われました)
まとめ
韓国の定期検診もほとんど日本と同じように実施しています。
日本と韓国で多少違いはありますが、定期的に健康や発達のチェックすることには変わりありません。
住んでいる地域で受けられる健診はできるだけ受けるようにしましょう。
また韓国では、日本のように母子手帳への記入はしてもらえないので、韓国で健診を受けたときには自分で母子手帳に記入しておくといいと思います^^