今回は、韓国・釜山でバスに乗る方法についてまとめてみます。
韓国でバスに乗る方法は、日本とほとんど同じです。
海外でバスに乗るとき最初は緊張しますが、慣れてしまえば地下鉄よりもバスのほうが便利な場合も多いです。
しかし日本と韓国では少し違うところがあるので、そこだけ注意して乗ればそんなに難しくなく乗ることができますよ。
韓国に旅行の際や釜山で生活をするときに、バスに乗れると行動範囲がいっきに広がります^^
釜山のバスの種類
釜山のバスはおおまかに分けて、2種類あります。
水色と白の市内バスと緑色のマウルバスです。
(オレンジ色のバスもありますが、オレンジ色は長距離バスです)
基本的に市内を多く走っているのは、水色の市内バスになります。
正面の電光掲示板や車体に大きく数字でバスの路線ナンバーがかかれているのでこの数字を見てバスの番号を確認します。
かわって、緑色のマウルバスは町内バスという感じで市内バスよりも少し小さめのバスになります。
運行ルートもほとんど町内のみを回っています。
マウルバスに乗ると、市内バスが通らないようなローカルな場所へも行くことができますよ。
マウルバスの表示は「南区2」のように区の名前と数字がかかれています。
乗る時には数字だけでなく何区のマウルバスなのか確認しておくといいと思います。
ちなみに時刻表は特になく、バスごとに数分間隔で運行しているのでその時に来たバスに乗るという感じです。
バスの料金について
バスの料金は基本的に一律で乗車時に払います。(既定の区間を超えると料金が追加されます)
この辺りは日本の首都圏とそう変わらないですよね。
市営バスは1700ウォン、マウルバスは1600ウォンです。(6歳未満は無料)
交通カードで支払いの場合は少し割引があり、市営バス1550ウォン、マウルバス1480ウォンになります。
最近は、現金で支払う人は少なく交通カードで支払いをします。
乗る時にカードをかざして支払いをするのが基本です!
韓国でバスや地下鉄に乗る機会がある人は「T-money」などの交通カードを作っておくと便利です。
バスに乗るとき
バスに乗る時は、バスの前のドアから乗車します!
バス停留所で待っていて、乗りたいバスが来たら「乗ります!!」という雰囲気を出せばバスが止まってくれます。
(基本的には停留所で止まってくれますが、降りる人がいなかったり乗りませんという感じで待っていると通り過ぎてしまう可能性もあるので注意です)
もしバスがあってるかわからない場合には、乗る時に運転手さんに行き先を確認してみるといいと思います。
バスに乗ったら交通カードを忘れずにかざして、早めに着席します。
(またはしっかりつり革などをつかんでください)
釜山のバスは結構揺れるので転ばないように注意してくださいね。
バスを降りるとき
知らない土地でバスに乗る時に、一番難しいのがバスを降りる時だと思います。
降りる駅の名前がわかっていてもアナウンスが聴き取れなかったり、うっかり乗り過ごしてしまうことも。
心配な場合は、マップアプリなどで今どこを走っているのかバスに乗りながらGPSで確認していると安心です。
ここで注意したいのが、日本と韓国だとバスのアナウンスが違います!!
日本では「次は、〇〇駅にとまります」とアナウンスされるのですが、
韓国のバスでは「今回は、〇〇駅です。次は〇〇駅です。」とアナウンスがあります。
(韓国では、次にとまる停留所とその次にとまる停留所まで案内があるのでまちがえないようにしてください)
降りたい停留所が近づいてきたら日本と同じようにSTOPボタンを押して運転手さんに伝えます。
またここで注意したいのが、降りるときにバス停についてドアが開いたらすぐに降りないとドアが閉まってしまうことがあります!降りるときにはすぐに降りられるように準備しておくことが必要です!
地元の韓国人はバスが止まる前にすでにドアの前まで移動してドアが開くのを待っている人が結構います!
走行中の移動は危ないですが、韓国人のスピードについけるようにちょっと早めの行動を意識するといいかもしれません^^
バスを降りるときには、後ろのドアから降ります。
韓国では交通カードで乗り換えが無料になることも!
バスからバスの乗り換えやバスから地下鉄に乗り換えるときには、交通カードを使えば乗り換え割引が適用されます。
(30分以内のバスからバスの乗り換えなら無料、バスから地下鉄なら差額で乗り換えができます)
乗り換えの予定がある場合には、バスを降りるときに交通カードをかざして降りるようにしましょう!
乗り換えの予定がなければ、降車時はそのまま降りて大丈夫です!
乗り換えしない場合にカードをかざしても別に問題はないです。
(乗り換えするかしないかわからないときには念のためカードをかざして降りておくといいと思います)
バスのルートの検索方法
バスに乗る時によく使うのが「NAVER MAP(ネイバーマップ)」です。
地元の韓国人もよく使っているのですが、日本語に設定すれば日本語ですべて操作できるのでとても便利でわかりやすいですよ。
行き先を入力して検索すると、公共交通機関を使った行き方がでてきます。
バス番号や乗るバス停、降りるバス停など詳しく表示されるのでそれに従って乗車するといいでしょう。
釜山で生活する私もいつも使っているアプリです。
このアプリのおかげで知らないところでもスムーズに行くことができています。
まとめ
釜山でバスに乗るのはそんなに難しくはないですが、日本と違うところがいくつかあるのでそこだけ気をつけられるといいと思います。
街から離れた観光地や地下鉄が通っていない場所でもバスで行けるところは結構多いです。
またバスに揺られながら街の景色をみたり、新しいものをみつけたりするのも楽しいですよ!
ぜひ釜山のバスに乗ってみてください。