日本でも韓国でも受けることができる韓国語能力試験TOPIK。
韓国語を勉強する人や韓国語で仕事をする人などの韓国語能力を証明する際によく使われています。
韓国に住んでみて1年ちょっと。
韓国語の勉強はあまりしていなかったのですが、TOPIKがどんな感じなのか韓国で受けてみることにしました。
TOPIKについて
とりあえず、TOPIKⅠを受験。
TOPIKは、1級から6級まであり、1~2級は初級、3~4級は中級、5~6級は上級となっています。
私は、韓国語の能力チェックを一度もしたことがなくよくわからなかったので、初級から受けてみることにしました。
ちなみに、1~2級はTOPIKⅠ、3~6級はTOPIKⅡと初級だけ試験が別になっています。
(テストの結果、点数によってもらえる級が変わります)
TOPIK申し込み
TOPIKの申し込みは、インターネットで行います。
私は、スマホで申し込みをしたのですが、受付開始時間にはたくさんの人が同時に申し込みをするので、なかなかつながらないこともあるそうです!
また人気の会場だと、あっという間に席がなくなってしまうので、ソウル近辺ではTOPIKの申し込みだけで争奪戦のようになっているとか。
わたしは、家の近くの会場(釜山市内)に申し込みしたので、受付開始の翌日でも席がたくさん残っていました!
予約は、こちらのTOPIKのサイトから申し込みをします
https://www.topik.go.kr/TWGUID/TWGUID0020.do?searchGubun=ALLhttps://www.topik.go.kr/TWGUID/TWGUID0020.do?searchGubun=ALL
事前に会員登録をしておくと、当日スムーズに申し込みをすることができますよ!
また申し込みには、顔写真が必要なのであらかじめ準備しておきましょう!
TOPIKの勉強
わたしは、語学学校や塾には通わず家で本を買って、模擬テストを何回かやってから、試験を受けました。
TOPIKⅠがどれぐらいのレベルの問題がでるのかわからなかったので、模擬テストや過去問で実際のテストの感じをつかんでおくといいと思います。
私が買った本はこちら。
TOPIK初級に出てくる単語帳ですが、これを勉強すれば単語で困ることはないと思います!
私はこの単語の本を7割程度覚えた段階で試験を受けました。
こちらが模擬試験集。
リスニングのCDがついているので実際の試験同様に練習ができてとても参考になりました。
これを一冊やっておけば、実際の試験でもあまり緊張せずに受けることができると思います。
試験日当日のこと
試験の時間は、TOPIKⅠは午前中、TOPIKⅡは午後からと決まっています。
時間に遅れないように会場に向かいます。
当日の持ち物はこちらです。
- 身分証明書(外国人登録証)
- 修正テープ
- 受験票(自分でプリントアウトしたもの)
わたしは、受験票はなくてもいいと聞いたのでスマホに表示してみせたのですが、ほとんどの人が自分でプリントしたものを持っていて、私の分も会場内でスタッフの方が紙に印刷してだしてくれたので、あらかじめ自分でプリントして持っていったほうがいいと思います。
ペンは、試験時に専用のペンを配布してくれるので自分で持っていく必要はありません。
私が受けた試験会場は、試験受付時間ギリギリまで会場建物内に入ることができず、1月末の試験だったのですが受験者は時間になるまで外で待っていました。
(寒かったので冬場に受ける場合は、厚着していくことをおすすめします)
そのあと身分証明書を確認して会場内へ入ることができます。
また、会場内が結構寒くて、試験中もずっと試験官も受験者もみんなコートやジャンパーを着たままでした。
(私はてっきり会場は空調が効いていてあったかいのかと思っていたのでちょっと驚きました)
快適に試験を受けるには、春や秋がいいかもしれません。
(会場にもよりますが)
試験開始前に、スマホはすべて回収されます。
TOPIKⅠの試験は、듣기(リスニング問題)のあとに읽기(文章解読問題)があり、試験終了時間までは着席していないといけませんでした。
(試験中に早く終わった人から、試験官が回答用紙を回収していました)
試験時間が終了したら、残りの人の回答用紙と問題用紙を回収して、全員スマホを返してもらい、その後すぐに解散になります。
試験の結果発表
結果は、インターネットで確認することができます。
TOPIKの公式サイトを開き、성적확인(成績確認)のところから結果を見ることができます。
ちなみにTOPIKの結果の有効期限は2年間です。
まとめ
韓国で初めてTOPIKの試験を受けてみましたが、TOPIKⅠに関しては本当に基礎的な単語や会話という感じでした。
まずは単語力。次に聞き取り力。
韓国語に慣れるという意味では、TOPIKⅠの試験もとても勉強になりました。
もっと上を目指すにはTOPIKⅡもいいかなと思いましたが、TOPIKⅡになるとむずかしい単語や文法なども増えます。
またこういった試験と韓国語を上手に話すことは、また別だと思うので、試験勉強をしつつ、同時に韓国語で会話をする機会も増やしていくともっと身につくのかな、と思います。