はじめに書きますが、韓国には日本で言う「フォローアップミルク」というものはありません。
日本では1歳ぐらいまでは母乳の代わりに普通の粉ミルクを与え、1歳を過ぎて離乳食や食事からで栄養を取れるようになると足りない栄養を補足するためにでフォローアップミルクに切り替えるようになっています。
うちでは子供が1歳3ヶ月。日本でフォローアップミルクを飲んでいる時期に家族で韓国に移住しました。
韓国でもフォローアップミルクがあるのか探しましたが、フォローアップミルクと呼ばれるものはありませんでした。
その代わりに、普通の粉ミルクの第4段階というものを飲ませるようにしていました。
韓国の粉ミルクは段階がある
日本の粉ミルクは赤ちゃん用(生まれたての赤ちゃんから1歳ぐらいまでの普通の粉ミルク)とフォローアップミルク(1歳ぐらいから栄養を補うもの)がありますが、韓国の粉ミルクはもっと細かく段階に分かれています。
粉ミルクの種類も各メーカーからいろいろな種類が出ていて、それぞれ含まれている栄養素が少しずつ違います。
メーカーによって月齢に該当する段階も少し違うので、対象の月齢数を確認して成長に合った段階のものを購入するようにします。
だいたい生まれた時は1段階のものを飲ませて、1ヶ月〜100日ぐらいで2段階に切り替わるものが多いです。
1歳過ぎの子は、メーカーによってですが3段階か4段階を飲むことが多いです!
うちの子の場合は、フォローアップミルクとして「エプソルート」という粉ミルクをあげています。
最初は4段階のものをあげていましたが、最近メーカーで段階の改定があり適応年齢の変更があったため、今は3段階のものをあげています。
ちなみにリニューアルしたエプソルートの対象月齢はこんな感じです。
生後1日〜6ヶ月まで → 1段階
6ヶ月〜12ヶ月 → 2段階
12ヶ月〜24ヶ月 → 3段階
改定前は12ヶ月〜24ヶ月の間も段階が分かれていたのですが、改定後は1歳以降は一種類になったようです。
たまにこういったメーカー側の変更もあるのでパッケージなどの対象月齢を確認しておくことをおすすめします!
韓国の粉ミルク「エプソルート」
韓国の粉ミルクも日本のものと同じように缶入っています。
缶の大きさもそんなに変わりません。
こちらは800g入りのものです!
日本で飲んでいた明治のステップも大缶は800g入りだったので同じですね。
蓋を開けるとこんな感じです。
スプーンが蓋の後ろに収納できるようになっています。
中の粉ミルクはこんな感じで見た目は日本のものとそう変わらないですが、日本のミルクよりも色が少し黄色っぽいです。
メーカーのガイドでは3段階の子は、200〜240mlを1日に2〜3回と書いてありますが、うちの子は日本でもフォローアップミルクは寝る前だけだったので、1日1回飲ませています。
作り方は同じで、1スプーンで40ml作れるので200ml作りたい場合は、5スプーン入れてお湯を200mlまで入れて溶かせば完成です!
日本のフォローアップミルクと作り方は同じですね!
ちなみに明治のステップは対象年齢が3歳までですが、これは24ヶ月までとなっています。
基本的にインターネットで購入!
もちろん粉ミルクはスーパーなどでも購入することができるのですが、韓国に住んでいるママたちはインターネットで購入しているという人が多いです。
マートでは1缶ずつ購入できるのとその場で他の種類と比べることができますが、単品で買うと結構割高です。
そのためインターネットで3〜4缶まとめ買いして自宅に直接配送してもらうことがほとんどです。
赤ちゃんによってはミルクが合わない場合もあるので、はじめに体質に合っているかちゃんと飲んでくれる味か確認してから、まとめ買いするといいかもしれません。
ちなみにインターネットで、エプソルートを3缶まとめて購入すると50000〜60000ウォン(約5000〜6000円)ぐらいで購入できます。
日本のフォローアップミルクよりやや高いかもしれませんね。
(韓国は基本的に食品や子供用品は日本よりも値段が高いです)
まとめ
うちの子たちは韓国に来ていきなり韓国の粉ミルクに変えたのですが、今まで飲んでいた「ステップ」から「エプソルート」に変えても同じように飲んでくれました。
味はおそらく違うと思いますが、問題なく移行できたのは良かったと思います。
日本では1歳を過ぎて断乳する子もいるので、1歳を過ぎればミルクをあげなくても問題はないと思いますが少しでも栄養の足しになればと思い我が家では飲ませています。
韓国では粉ミルクの種類もたくさんあり、幼児にはヤギのミルクなども栄養価が高いと人気です!
私も移住してくるまで韓国の粉ミルク事情はわからなかったのでどなたかの参考になればと思います。