先日、私は結婚移民ビザ(F6)で渡韓をして、やっと外国人登録をすることができました。
外国人登録は渡韓したらすぐにできるだろうと思っていたのですが、これが結構大変で入国してから1ヶ月以上経ってからの登録になってしまいました。
韓国の釜山で外国人登録をする方法をまとめてみます。
外国人登録には予約が必要
私が渡韓したのが、2021年の9月です。
ちょうど韓国の秋夕の時期でした。
韓国に入国後、外国人登録をしようと思いネットで調べてみたらなんと予約が必要とのことでした。
日本では入管に予約をしていったことがなかったので、違和感を感じましたが韓国では数年前から予約制になったようです。
予約は「ハイコリア」というサイトですることができます。
ハイコリアを見てみると全部韓国語。
はじめ見た時は全く予約の仕方がわかりませんでした。
ハイコリアで予約の仕方
まずPCでハイコリアのサイトを開きます。
*ちなみに言語は韓国語・英語・中国語しか選択できません。
トップページにある青色の「방문예약」の下신청하기をクリック!
そしたら案内文や注意書きが表示されるので下までスクロールして、会員か非会員かを選択。
会員登録をしてもいいですが、わたしは非会員のまま進めました。
そのあとの出てくるメッセージはそのまま確認を押します。
すると下の画面にうつるのでパスポート番号の入力に進むことができます。
ここで「パスポートの番号」「国籍」「生年月日」を入力します。
パスポート番号などを入力すると自動的に名前や自分の情報が出てきます。
次に自分が行く出入国管理局を選択します。
釜山の人は【부산 출입국 외국인청】を選択。
(住んでいる地域の管轄を確認してから予約するようにしましょう!)
業務内容は外国人登録【외국인 등록】を選択します。
その下に日時を選ぶところがあるので、カレンダーをクリックして空いてる日を確認して訪問日を選択。
電話番号はなくてもいいですが、入力すると予約完了のメッセージが届きます!
メッセージには当日必要な呼び出し番号も記載されているのであると便利ですよ!
家族の電話番号などがあれば入力しておくといいかもしれません。
全て入力できたら申請【신청】を押します。
呼び出し番号【호출번호】は必ずメモしておいてくださいね!
当日はこの呼び出し番号で受付に呼ばれることになります。
早めに予約するのがポイント!
私は入国して2週間後にサイトから予約をしたのですが、予約が取れたのが約1ヶ月後でした。
9月26日に予約をして実際に予約が取れたのが10月25日でした。
ちょうど混んでいた時期というのもあったのですが、予約はすぐに取れるものだと思っていたのでびっくりしました。
外国人登録ができていないと、自分名義の携帯電話を契約したり銀行口座が作れないなど不便なことがたくさんあります。
これから外国人登録をする予定の方は、韓国に入国したらできるだけ早く予約をすることをおすすめします。
ちなみに、外国人登録は入国後90日以内に行わないといけないという決まりがあります。
それを過ぎてしまうと面倒な手続きや罰金を科せられることもあるので、入国後は早め手続きをすませるようにしましょう!
外国人登録に必要なもの
では実際、当日に用意したものをまとめてみます。
外国人登録といってもビザの種類によって必要な書類が違うのですが、結婚移民ビザの場合はこちらを用意しました。
必要なもの
- パスポート
- パスポートコピー
- カラー写真3.5×4.5(白背景のもの)
- 日本で発行したF6ビザの書類
- 婚姻関係証明書
- 住民登録謄本
- 手数料6万ウォン(郵送の場合は64000ウォン)
そのほかに、申請書なども必要ですが、出入国管理事務所に置いてあるので少し早めに行ってその場で書いて提出しました。
前もって書いていきたい人はダウンロードして記入して行けばスムーズかと思います。
窓口の支払いは現金のみなので、手数料は現金で持参してくださいね。
出入国管理事務所での申請方法
出入国管理事務所には、予約の時間より早めに到着しました。
私は13時の予約だったのですが、12時30分には着いていて申請書の記入などをして待っていました。
13時まではランチタイムで受付などが全て閉まっていたため、電気も消えていて若干暗い室内で待つことになりましたが、午後の受付予約の人も数人早めに来て待っていました。
13時になると窓口が開き、予約番号が表示されます。
ハイコリアで予約した時にもらった受付番号が表示されたら窓口に行きます。
手続きの流れはこちらの手順で行いました!
・窓口で受付
窓口に行ったら必要書類を全て提出。
窓口で聞かれたことは「外国人登録は初めてですか?」という質問と「登録証の受け取りは、郵送と窓口どちらにしますか?」の2つだけでした。
郵送での受け取りは、追加でウォンかかるそうです!
次に手数料の支払いに行きます。
・手数料の支払い
まず銀行の隣にあるATMで33000ウォンを振り込みます。
(外国人登録の申請料と郵送代)
ここでは案内の人がいたのでパスポートを渡すと一緒に機械を操作しながら教えてくれました。
機械にパスポートを読み込ませて支払いをします。
次に11番窓口で30000ウォンの収入印紙を購入。
この受け取った収入印紙は受付の人に提出するものです。
郵送の場合は合わせて63000ウォンかかりました。
・再び受付の窓口へ
支払いが全て終わったら受付に収入印紙を提出して、指紋をとって終了となります。
指紋を取る時は、入国時のように人差し指だけかと思いきや全ての指をしっかり取られました。
最後に申請できましたよ、という書類を受け取って帰りました。
郵送で届くのは3週間後ぐらいだと言われましたが、実際に住民登録に反映されるのは1週間後ぐらいだそうです。
なので手元に外国人登録証がなくても1週間後に最寄りの住民センターに行けば外国人登録してありますという証明書はもらえるそうですよ!
釜山の出入国管理事務所
釜山に住んでいる人は、管轄内である釜山の出入国管理事務所に行くことになります。
釜山駅や国際フェリーターミナルのすぐ近くにあります。
入り口が少しわかりにくいのですが、「KOREAN AIR」の看板の入り口から入ることができます。
私は車で行ったのですが、釜山駅からは徒歩10分程度で着くそうですよ。
ちなみに家で撮ってプリントして行った写真を持って行ったのでちゃんと受け付けてくれるか心配だったのですが、事務所内にちゃんと写真を撮る機械もありました!
当日までに写真を用意できない場合は行ってから撮ることも可能です。
受け取りまでにかかった日数
私は郵送で受け取れるようにお願いしていたのですが、実際に外国人登録証が届いたのが申請した日の9日後でした!
申請した時には、3週間ぐらいかかると言われていましたが1週間ちょっとで郵送されてきました。
思いの外早く届いたのでその分、いろいろな手続きが早く進められそうです。
玄関で受け取ったのですが、名前を聞かれただけでパスポートや証明書の提示はありませんでしたよ!
受け取り時にいろいろ聞かれたらどうしようと思いましたが、そんな心配をよそに結構すんなり受け取ることができたので良かったです!
まとめ
すぐできそうで、なかなかできなかった外国人登録。
予約の時点から韓国語なので韓国語がよくわからないよっていう人は韓国人の配偶者にお願いするといいかもしれません。
結局わたしは全部夫が隣で教えてくれました。
出入国管理事務所も基本的にF6ビザは韓国人の配偶者と一緒に行くのが基本だそうなので、韓国人配偶者に韓国語で対応してもらえばスムーズに終わります。
さらに最近はコロナの影響もあり予約の人数制限も減らしているので、すごく待つという印象はありませんでした。
わたしが行った時は受付から30分ぐらいで全て終わりましたよ!
これから外国人登録をする方の参考になればと思います。