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【結婚5年目】韓国の結婚移民(F6)ビザを申請する方法

日韓夫婦が韓国で住む時に日本人の配偶者に必要なのが「結婚移民ビザ」です。

一般的に〝F6ビザ〟と言われているビザです。

普通なら日本と韓国はビザなしでもいけますが

コロナ禍の今、渡韓するには韓国国籍の人以外はビザが必要です。

今回わたしは移住という形で渡韓するので結婚移民ビザを取得しました!

結婚移民ビザ(F6)も以前までは、観光ビザ(短期渡航)で渡韓してから韓国国内で申請できたようですが、最近では色々規制が厳しくなり母国でビザを取得してから韓国に入国しないといけなくなりました。

私たち夫婦は、国際結婚をして日本に5年間住んでいます。

そして今回夫のたっての希望で家族で韓国に移住することになりました。

ビザの必要書類は、申請の時期や条件によって変わるので申請前にしっかり領事館や大使館のHPなどで確認するようにしましょう。

2021年8月現在の私たちの場合の結婚移民ビザの申請について書いていきます。

ビザ取得時の状況

  • 日本在住
  • 結婚6年目
  • 子供3人
  • わたし(日本人)韓国語話せない

はじめは何から準備すればいいかわからず領事館に何度も問い合わせの電話をしましたが、F6ビザは必要書類が多いのでホームページで確認してくださいと言われました。

まずは、ホームページを確認した上でわからない書類があれば管轄の領事館や大使館に問い合わせをすることをお勧めします。

用意する書類

用意する書類の中には、日本人が記入するもの韓国人が用意するものがありますが韓国人が用意するもの方がたくさんあります。

韓国側に提出するものなので、言語も韓国語(ハングル)で提出します。

※中には翻訳が必要ない書類もあります。

なので我が家ではほとんど夫が用意してくれました。

必要書類の一覧

基本提出書類

  • パスポート
  • カラー写真(3.5×4.5)
  • 査証発給申請書
  • 身元保証書
  • 結婚移民者招請状
  • 結婚移民者背景陳述書
  • 韓国人の基本証明書
  • 韓国人の家族関係証明書
  • 韓国人の婚姻関係証明書
  • 韓国人の住民登録謄本
  • 結婚移民者本国の婚姻証明書(日本人の戸籍謄本)

韓国人の必須提出書類

  • 韓国の所得金額証明
  • 韓国の信用情報照会書
  • 不動産 登記簿 謄本 または 賃貸借 契約書

私たちは日本に住んでいるので韓国側で用意する書類を入手するのが大変でした。

また韓国での収入がなくてもこれらは必須書類なので「韓国での収入ありませんでした」というのを証明してもらって提出しなければいけませんでした。

その他、私たちが提出した書類

  • 韓国人の在職証明書(日本)
  • 韓国人の課税証明書(日本)
  • 韓国人の納税証明書(日本)

韓国での所得条件が満たされない場合は追加書類として日本で仕事をしていることの証明と日本での所得証明として課税証明書納税証明書を提出しました。

❇︎意思疎通関連書類は子供がいる場合には免除されるので提出しませんでした。

わたし(日本人)が用意した書類

わたしが用意したのはこれだけです。

  • パスポート
  • パスポートのコピー
  • 証明写真
  • 戸籍謄本
  • 夫の課税証明書
  • 夫の納税証明書

わたしは家で夫に言われるがままに書類の記入やサインをして、市役所に書類を取りに行ったのと自分と夫のパスポートのコピーをしたぐらいです。

強いて言えば過去5年間の渡韓記録を数えるのが少し大変でした。

あと証明写真は、経験者の情報から背景が白のものと聞いていたので白バックのものを用意しました。

夫(韓国人)が用意した書類

夫が用意したものはこちらです。

夫は用意するものが多くいろんなところに電話しまくっていました。

  • 査証発給申請書
  • 身元保証書
  • 結婚移民者招請状
  • 結婚移民者背景陳述書
  • 基本証明書
  • 家族関係証明書(韓国)
  • 婚姻関係証明書(韓国)
  • 住民登録謄本(韓国)
  • 所得金額証明(韓国)
  • 信用情報照会書(韓国)
  • 不動産 登記簿 謄本 または 賃貸借 契約書(韓国)
  • 在職証明書(日本)

韓国でしかとれない書類などは韓国のお父さんに頼んで国際郵便で送ってもらいました。

また結婚移民者招請状は、結婚までの経緯や二人で撮った写真などを添付して簡単な資料を作っていました。

F6ビザにおいてはこの結婚移民者招請状というのが結構重要視されるようで、偽装結婚だと疑われないように出会った場所や一緒に行った場所など二人で過ごした期間や内容がわかるように資料を作るとスムーズに許可がおりるようです。

管轄の領事館へ提出

パスポートの申請などは管轄外の領事館で受け付けてくれる場合もありますが、結婚移民(F-6)ビザの場合は住んでいる地域の管轄の領事館に行かなければいけません。

在日韓国領事館の管轄はこちらから見ることができます。

電話で問い合わせをする時にも管轄の領事館に問い合わせするようにしてくださいね。

提出する領事館によって必要書類や対応が違う場合があるので、電話をしても管轄の領事館に確認してくださいと言われてしまうことがあります。

わたしも管轄の領事館の電話が混み合っていたので他の領事館に問い合わせたら、管轄の領事館の人と相談してくださいと言われました。

領事館へは早めの時間がおすすめ

書類が揃ったら領事館へ提出します。

最近はコロナの影響もあり受け付け時間が変わっているところもあるそうなので前もって調べてから行くといいですよ!

横浜の領事館は、前まで朝10時からだったのが最近は9時から(通常受付時間)に戻ったそうです。

行く前に問い合わせてみたら、比較的ビザの窓口は混み合うことが多いようなので遠方の人は早めに到着ほうがいいとアドバイスをもらいました。

時間ギリギリに行くと混んでいて受け付けてもらえないこともあるみたいですよ!

わたしたちは領事館まで片道3〜4時間かかるので、書類に不備がないように揉捻にチェックしてから行きました。

ビザが降りるまでは3週間が目安

無事に受け付けを終えると引換券のようなものをもらいます。

私の場合、8月6日に申請して8月30日以降に受け取りと書いてありました。

もっと前に許可が出ることもあるそうですがその場合は、インターネットなどで確認できるみたいです。

他の人の情報もみると大体みんな3週間前後または1ヶ月以内で受け取れているようです。

もちろんビザの申請中は、パスポートを預けているので出国はできません。

あとよくビザの申請の時にインタビューがある人もいるみたいですが、わたしは全くそんなことは言われませんでした。

(子供がいる人は免除とか?)

ちなみに受取人は夫の名前にしたそうなので、もらう時には夫だけ行けばいいそうです。

申請する時には本人確認があるので行きました!

ビザの受け取り

ビザの受け取りには、申請時にもらった控えが必要です。

今回、受取人は夫の名前にしたので夫が受け取りに行くはずだったのですが、ちゃんとしまってあった控えをなくしてしまい領事館に問い合わせたところ、控えがないなら本人じゃないと受け取れないとのことでした。

夫が取りに行く予定だったのですが、結局私が受け取りに行ってきました。

(本来なら子供の出生申告をするついでに夫がもらうはずでした)

申請したのが8月6日、受け取りは8月30日以降となっていました。

実際に私が受け取りに行ったのが9月3日です!

申請から1ヶ月以内で受け取ることができました。

受け取る時の本人確認として日本の運転免許証を提示しました。

(パスポートは預けてあるため)

名前言ってと本人確認さえできればすぐにビザの用紙をもらうことができます。

ビザは普通のA4の紙1枚なので無くしたり濡れたりしない用に出国まで大事に保管してくださいね。

まとめ

日本のビザの申請時はわたしがほとんど記入して資料も作りましたが、今回は韓国側への提出だったので韓国人の夫がほとんど手続きをしてくれました。

F6ビザに関しては、子供がいるとすごく有利だなと感じています。

結婚したての夫婦だとコミュニケーション能力が問われることも多いですが、子供がいるので韓国語のスキルを問われないのも助かりました。

ただ、しばらく日本に住んでいると韓国での収入や職がないというのがネックでその代わり日本で今まで働いた証明書類などを追加で提出しました。

今回ビザの申請をしてみて、同じビザを取るにしても人によって微妙に必要な書類が違ってくるということがわかりました。

ちなみに健康診断などの診断書の提出もしませんでしたよ!

わたしたちの経験が少しでも参考になればと思います。

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